Web ページを公開するには - ファイアウォールの設定

ファイアウォールは、ネットワークを通しての外部からのアクセスからコンピュータを保護する役割があります。Windows XP SP2 以降の Windows では、ファイアウォールがデフォルトでは有効に設定されています。したがって、web ページを作成したときに、他のパソコンからアクセスできるようにするためには、ファイアウォールを開放してやる必要があります。以下は、その手順のメモです。

1.「コントロール パネル」、「システムとセキュリティ」、「Windows ファイアウォール」、「詳細設定」の順でクリックして、「セキュリティが強化された Windows ファイアウォール」を開きます。なお、[スタート]メニューのカスタマイズでシステム管理ツールを表示するように設定している場合は、「管理ツール」、「セキュリティが強化された Windows ファイアウォール」で開くことができます。管理用のパソコンでは、[スタート]メニューのカスタマイズでシステム管理ツールを表示するように設定しておくと便利です。

2.起動すると下図のような画面が表示されるので、左側または中央のパネルの「受信の規則」をクリックします。
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3.下図のように「受信の規則」の設定画面が表示されます。Web ページを公開する場合は、中央の「受信の規則」で、「World Wide Web サービス (HTTP トラフィック)」を選択してから、右側の「操作」で「規則の有効化」をクリックします。また、セキュリティ保護のため、HTTPS による通信を使用している場合は、「World Wide Web サービス (HTTPS トラフィック)」につても規則の有効化をします。

なお、プロパティでは、スコープ等も細かく設定ができますが、HTTP の場合は、多くのアプリケーションで使用すること、必要があればアプリケーション側でユーザー管理機能を作成することが多いことから、ファイアーウォールを細かく設定するケースは少ないと思います。
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