mojoPortal が2.3.0.8 にバージョンアップされています。新しく追加された機能の概要は以下のようなものです。今回のバージョンアップは、地味な機能ですが、内容は結構いいと思います。

1.検索機能の改善
検索機能が改善されて検索結果が見やすくなりました。新検索機能を有効にするには、以下の設定をuser.configに追加して、検索インデックスを更新する必要があります。検索インデックスの更新は、/Data/Sites/[SiteID]/index フォルダー内のファイルを削除してから検索を実行することで行います。
<add key="DisableSearchFeatureFilters" value="false" />
<add key="SearchUseBackwardCompatibilityMode" value="false" />
<add key="EnableSearchResultsHighlighting" value="true" />

2.SEO (検索エンジン最適化)の改善
Microsoft の IIS SEO Toolkit を利用してSEOの改善がなされたそうです。また、ページタイトルのフォーマットの設定及び拡張子(.aspx)なしのURLが使用できるようになりました。ページタイトルについては、今まで、標準で「サイト名-ページ名」で、それ以外のタイトルにしようとするとページタイトル(オーバーライド)で設定する必要があったのを、設定で「ページ名」、「サイト名-ページ名」、「ページ名-サイト名」を標準にできるようになったということです。

3.コンテンツ・テンプレート・エディター
前回のバージョンアップで、FCKEditor にコンテンツ・テンプレートが登場したが、今回のバージョンアップでは自分でコンテンツ・テンプレートを作成できるようになったというものです。

4.コンテンツ・スタイル・エディター
FCKeditorのツールバーから、フォントファイス、フォントのサイズ、色、背景の色の設定項目を削除したが不満が多いので、管理者がスタイル・テンプレートを作成して対応するようにしたそうです。

5.スキンの改善
スキンの多くが、800×600ドットのスクリーン用であったので幅を広くしたそうです。mitchinson-earthy スキンは、jQuery Superfishメニュー(階層メニュー)を使って改善し、mitchinson-earthy-alt1は、縦のsuperfishメニューを使っているそうです。

6.その他
NeatUploadとAjaxControlToolkitを新バージョンにアップグレード