自宅サーバーは24時間運転をする必要があり通常のデスクトップパソコンでは、騒がしいし電気代も必要なので、Intel Atom を使用したネットブックの利用を検討していましたが、Dell Inspiron Mini 10v に Windows 7 Professioal をインストールして、自宅サーバーにして約1ヶ月が経過しました。

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Mini 10vのスペックは、CPUは、Atom N270(1.6GHz/533MHz FSB/512K Cache) 、Intel 945GSE Expressチップセット、液晶パネルのサイズが10.1型で解像度は1,024×576ドット、内蔵グラフィックはGMA950、メモリ1GB、ミニD-Sub15ピン、音声入出力、USB 2.0×3、5in1カードリーダ、有効画素数130万画素のWebカメラといったところで、Atom N270を搭載したネットブックによく見られるスペックです。Windows 7 は、メモリを節約するために、今回は32bit版にしました。インストールは、外付けのDVDドライブがなくても、USBメモリでインストールすることができます。一度USBメモリを作っておくと20分もあれば、Windows のインストールが完了します。

mini 10v でどの程度のレスポンスが得られるか、最初は不安でしたが、実際にインストールしてアプリケーションを動作させてみると、レスポンスはいいとはいえませんが十分に使用できるものでした。google ウェブマスターツールのクロールの統計情報のページのダウンロード時間を見ても2秒以内に収まっているし、サイトのパフォーマンスでは11月以降読み込み時間が早くなっており以前使用していた共用サーバーよりいい結果になっています。
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メモリは、標準で1GB となっていますが、不要なアプリケーションは削除したので、メモリの使用量は50%程度(下図を参照)となっていて、標準の1GBで対応できています。

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課題といえば、ノートパソコンは24時間運転を想定して製造されてはいないので、24時間運転した場合にどの程度の耐久性があるのかということと、ファンレスなので夏場の発熱対策をどうするかだと思っています。