自宅サーバーを Intel D510MO + Windows 7 Professional で運用していますが、どの程度の性能があるのかを確かめるため、Amazon EC2 と自宅サーバーのベンチマークをしてみました。使用したソフトウェアは、CrystalMark 2004R3です。比較のために利用した Amazon EC2 のインスタンスは、Standard の Small Instance で、使用した OS は、Windows Server 2008 SP2 です。また、自宅サーバーのスペックは、以下のとおりです。
- マザーボード(CPUを含む):Intel マザーボード D510MO
- ケース:AOpen Mini-ITXケース S110 BLACK
- メモリー:DDR2 800 2GB
- HDD:2.5インチ SATA 250GB HTS545025B9A300
- ファン:ainex CF-60SS
- OS:Microsoft Windows 7 Professional 64 ビット DSP版
- ベンチマークの結果は、以下のとおりで、ALU(四則演算)では、自宅サーバーの方が2倍早くなっていますが、HDD では半分程度の性能で、トータルではほぼ同じという結果になっています。HDD については、特に Randam Read と Randam Write が遅いという結果になりましたが、HDD に 2.5 インチの回転数 5400rpm のものを使用しているのが影響していると思われ、3.5 インチで高速な HDD を使用すれば、もう少しは早くなると思います。こうしてみると、ATOM D510 は、あまり熱と騒音に悩まされることなく、Amazon EC2 の small と同等の性能があることがわかりました。Amazon EC2 も実際に使ってみて使えるサービスだと実感できたので、これから時々触ってみようと思っています。
自宅サーバー | Amazon EC2 Small Instance |