最近 Amazon EC2 をチェックしていました。コスト的にもリーズナブルで、普通の VPS と比較して拡張が容易で必要な時間分だけのコストですむというメリットがあると感じました。そういうことで、Amazon EC2 でWindows サーバーを構築のページを作成しました。今更だとは思ったのですが、構築の手順が自宅サーバーの場合とほとんど同じで今までに作成してきた自宅サーバー用のページが役立つので作成することにしました。
自分の場合は、Intel D510MO で自作したサーバーが気に入っているので当分の間は自宅サーバーでいこうと思っています。自宅サーバーのコストは、Windows Web Server 2008 を購入しても 月額にすると 3千円ぐらいですが、それで EC2 の small インスタンスより処理が早いので、コストパフォーマンスは自宅サーバーの方がいいと思っています。自宅サーバーの問題点は、故障時にどう対応するかということですが、EC2 をバックアップとして活用しようと思っています。今までサーバーは最大利用時に問題なく動作するだけの能力を持ったものを導入していましたが、クラウドの出現によって、時間単位で必要量だけ購入することができるようになったことで、サーバーの有効活用が図れるようになりました。EC2 の最も有効な活用方法は短時間の利用や必要な処理能力が時間によって大きく変動するようなシステムで、それがいつでも自由に利用できることだと思います。
環境構築をした際には、「わずか5分でWindows Serverを準備する(動かす)方法 (Windows Server on Amazon EC2)」、CodeZine の記事の「Amazon EC2でWindows環境を構築しよう ~Amazon EC2/S3環境構築のすべて~」を参考にしました。その時と比較しても、ディスクが EBS になり、AIM の作成がワンクリックでできるようになっているなど、AWS は進化しています。日本に近くデーターセンターが設置されるといううわさがありますが、データーセンターが設置され伝送遅延が解消されるとともに、コンソールが日本語化されれば、さらに使いやすくなると思います。