MSDN マガジンの7月号では一部が機械翻訳になっています。そのことに関して、かずきのblogでは、超残念だという感想を述べています。私自身は、機械翻訳になることは残念だとは思うけど、技術資料については、そろそろ日本語訳がなくてもいいのではないかと思うようになっているので、機械翻訳でもいいのかなと思っています。

なぜかというと、技術者としては、英語というものは嫌でも使わざるを得ない状況になっていると思っています。技術的なことで行き詰まったときには、原文のマニュアルを読んだり、英語で検索して解決方法を探してこないとどうしようもない状況です。それであれば、翻訳に手間をかけるのもどうかなと思っています。

現時点では、英語から日本語へ機械翻訳した文章は読めたものではありません。しかし、翻訳のための時間やコストを削減しようと思えば機械翻訳というのは避けられないと思っています。時々、フランス語やスペイン語を機械翻訳で英語にして読んでいますが、機械翻訳も案外使い物になるレベルになっているように思います。Microsoft には、翻訳の手間を省いた分を、日本語の機械翻訳の精度向上のために使ってほしいと思います。まあ、Microsoft にいうより、日本人自ら、カタカナばかりになってきた日本語をどうするのか、効率化をどうやって図っていくのか、欧米語とは相違点の多い日本語の機械翻訳をどう改善していくのかを考えていかないといけないのではないかと思っています。