Umbraco 4.8.0 が公開され、CodePlex の Umbraco のダウンロードのページからダウンロードできます。今回のバージョンアップは、uComponent のコアが Umbraco にマージされたというのが主な改善点です。Umbraco 4 で本格的な機能拡張があったのは、昨年の9月に公開された 4.7.1 以来のことです。Umbraco 5 の開発中止で、今後どうなるのかと思われた Umbraco ですが、ロードマップも公開され、Umbraco 4 をベースとして開発が進められるということが明確になりました。MVC についても v4.10 でサポートされることになっており、予定通りいけば今年の10月に公開される予定になっています。
自分が Umbraco を使う理由は、1番目が軽くてレスポンスがいいこと、2番目が機能拡張がやりやすいという点です。Visual Studio 上で動作させてデバックしてもスムーズに動作します。こういう点が、Umbraco が世界的には結構使われている理由だと思います。MVC がサポートされるようになれば、さらに機能拡張が容易になります。今後の Umbraco に期待したいと思っています。
最後になりましたが、バックオフィスの日本語リソースファイルが追加されています。「Users」セクションに移動して変更したいユーザーの「language」を Japanese に変更するだけで、バックオフィスの表示が日本語になります。リソースファイルが対応していない部分も多くて、あまり使いやすいわけではありませんが、英語ではだめという場合にも利用できるようになると思います。今後日本語で使いやすい環境を作っていきたいと思っています。