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カテゴリー: サイト制作

mojoPortal が 2.3.5.4 にバージョンアップ

2010年10月12日

mojoPortal が 2.3.5.4 にバージョンアップしています。今回のバージョンアップの主な内容は、Microsoft から9月29日に公開された .NET Framework のセキュリティバッチに対する対応です。

ところで、今年もイギリスのPackt Publishing 社が主催する Open Source Award の投票が始まっています。mojoPortal は、Open Source CMS Award 部門の決勝にノミネートされているので、mojoPortal を気に入っている人がいれば投票をお願いします。

Open Source Award の Most Promising Open Source Project 部門には、見たことはないソフトウェアがならんでいて一度試して見たいなという気持ちになります。特に、Tomato CMS は、Zend Framework + jQuery + 960grid という技術を使っていておもしろそうなので、時間があれば試してみたいと思っています。

mojoPortal が 2.3.5.3 にバージョンアップと ASP.NET の脆弱性問題

2010年9月23日

mojoPortal の 2.3.5.2 が 17日に公開され、2.3.5.3 が 20日に公開されています。どちらも、セキュリティアップデートで、mojoPortal をインストールしている場合には、早急にバージョンアップをすることが勧められています。

今回のバージョンアップでは、9月17日に公表された ASP.NET の脆弱性の問題(マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (2416728))の回避策についても対応しています。

ところで、今回のASP.NETの脆弱性を狙った限定的な攻撃の発生が確認されたそうです。どの程度の攻撃があるのかよくわからないのですが、自分も当面の回避策については対応をしました。作業としては比較的単純でも修正箇所数が多くなると結構手間がかかります。世界では、Netcraft によれば Windows サーバーのサイトが約5500万サイトあるそうなので、作業量はすごいものになりますね。

追記 10月4日
Microsoft から .NET Frameworl のセキュリティバッチが9月29日に公開されています。これを適用すると mojoPortal ではエラーが発生するようです。ErrorPage.aspx を修正する必要があるようで、修正方法は、mojoPortal のブログ(こちら)にあります。

Umbraco 4.5.2 が公開されています

2010年8月28日

ASP.NET のオープンソースのCMSである Umbraco の バージョン 4.5.2 が公開され、CodePlex のページからダウンロードできるようになっています。先月に公開された 4.5.1 のバグフィックス版で、50 のバグが解消されたそうです。4.5 と 4.5.1 では、Web Platform Installer に対応していなかったのですが、今回のバージョンでは、Web Platform Installer(Web PI) に対応するそうです。Web PI の対応版は既に完成しているのですが、Microsoft Web Application Gallery への登録にもうし少し時間がかかるそうです(2010/9/8確認 Web PI で4.5.2 がインストールできるようになっています)。今すぐに Web PI で Umbraco 4.5.2 をインストールしたい場合は、Umbraco の公式ブログの Umbraco Web Platform Installer Feed with Umbraco 4.5.2 に設定方法が記載されています。これで、Umbraco 4.5 も本格的に活用できるようになると思います。

4.5 が 6月末に公開されてから、1ヶ月おきにバグフィックス版である 4.5.1 と 4.5.2 が公開されたことについては、Umbraco の公式ブログ4.5.2 Beta の公開の記事の中の「回顧 4.5 の公開が早すぎでは?」というところで触れられています。Umbraco も、利用者が多くなり、サードパーティのモジュールも増加しているため、テストにかかる時間が膨大になってきたということが原因で、ソフトウェアの成長過程での悩みというところだと思います。

mojoPortal が 2.3.5.1 にバージョンアップ

2010年8月15日

mojoPortal が 2.3.5.1 にバージョンアップしています。バージョンアップの概要については以下のようなものです。

jQuery UI スキンの追加

jQuery UI で作成されたスキンが追加されています。
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機能設定をグループ化

機能の設定画面で、設定項目が多くなってきたので、設定をグループ化してグループ毎に表示されるようになっています。
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ブログの改善

ブログのサイドバーに HTML コンテンツを入力できるようになっています。

ロールによって追加可能な機能を制限

ロールによって追加可能な機能が制限できるようになっています。「管理メニュー > 高度なツール > 機能のインストール/設定」の画面で各機能の「Permissions」をクリックすると設定することができます。

その他

TinyMCE が 3.3.7 から 3.3.8 に、CKEditor が 3.3.1 から 3.3.2 にバージョンアップされています。CKeditor も日本語で問題なく動作するようになっていました。FireFox の場合には、TinyMCE を使うと先頭のスペースが削除されてしまうという問題があるので、これからは、CKEditor も使おうと思っています。最近、気がついたのですが、FireFox の場合には、TinyMCE でも CKEditor でも Excel の表をコピーすると以下の図のようにきれいにコピーができるようになっています。
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Orchard CMS 0.5 が公開されています

2010年8月7日

Microsoft のチームが開発している  Orchard のバージョン 0.5 が公開され、CodePlexダウンロードのページからダウンロードできるようになっています。Orchard 0.5 はベーター版で、モジュール開発者を主なターゲットとしているそうです。動作環境は、ASP.NET 4.0、ASP.NET MVC 2.0 です。データベースについては、MS SQL Server の他に最近ベータ版が公開された SQL Server Compact 4.0 に対応しています。SQL Server Compact 4.0 を使えば、データベースのインストールや設定の作業がないので、インストールが非常に簡単になります。

Microsoft が自ら CMS を開発することについては、他の CMS を潰してしまうのではないかという否定的な意見もあります。駆逐されてしまう CMS がないとはいえませんが、Umbraco のように特徴のある CMS は今後も生き残ると思うし、Orchard が New BSD Licence で公開されていることから、Orchard を土台にすることによりレベルの高い独自の CMS を容易に作れるようになると思います。

Orchard 0.5 は、Web Platform Installer (Web PI) を使ってインストールすることができます。まだベータ版なので、デフォルトでは Web PI の画面には表示されず、URL を追加してやる必要があります(操作のマニュアル(英語))。バイナリーファイルを使ったインストールも、IIS、.NET 4.0、MVC 2.0 がインストールできていれば、簡単にできます。少ししか触っていませんがベータ版になってかなり使える状態になっていると思うので興味のある方は実際に使ってみてください。

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