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カテゴリー: 起業

フリーになって2年になりました

2015年4月17日

フリーになって2年が過ぎました。1年前には、Web アプリをスマートフォンアプリにしていく作業を重点的にしようと思っていますと書きました。でも結局スマートフォンアプリを作ることは手間がかかりすぎるので中止状態です。やっぱり自分としては、このブログの題名のとおり Web アプリ中心にやっていこうと思っています。

去年は「統計メモ帳」の方は放置状態に近いですと書きましたが、やっと月6万PVのサイトになりました。「統計メモ帳」のサイトについてあまり多くのことをする時間はありませんが、少しずつでも改善していこうと思っています。それと同じように簡単でもいいからスマートフォンアプリも作れたらいいなと思っています。

今年は Windows 10 が発売予定で、来年の1月には IE8 がサポート切れになります。また、ASP.NET 5 も正式に公開予定です。それで、今年度の重点は HTML5、CSS3、TypeScript でフロントエンドを改善することだと思っています。デザイン+プログラムを一人でするのは厳しいですが、コミュニケーションコストを考えると一人でしようと思っています。

統計メモ帳が月6万PVを超えたら「モバイル ユーザビリティ上の問題が検出されました」というメッセージがきた

2015年2月1日

統計メモ帳」のサイトが、1月は月間で6万PVを超えることができました。11月から約1万PVの増加です。

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それは良かったのですが、1月の末にウェブマスターツールで「http://ecitizen.jp/ でモバイル ユーザビリティ上の問題が検出されました」というメッセージがきました。それで、ウェブマスターツールで検索クエリを見てみると、下の図のようにモバイルからの検索が半分を占めるようになっていました。

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統計メモ帳では、セッションの割合ではモバイルからのアクセスは29%しかなかったので、モバイルからのアクセスを考慮していなかったのですが、モバイルからのアクセスを見逃していたようです。

それで、統計メモ帳でもモバイル対応の作業を始めました。今までは、モバイル対応に jQuery Mobile を使っていたのですが、今回は、Bootstrap を使おうと思っています。統計メモ帳では、jQuery Mobile のモバイル的なデザインはあまり必要ではなく、グラフと表がうまく表示できればいので、Bootstrap の方が軽くできると思っています。

また、Bootstrap を使うといっても、単純にレスポンシブにするというのではなくて、データ量をPC用よりかなり減らさないといけないので、ユーザー エージェントによる振り分けもしようと思っています。

統計メモ帳のサイトが月5万PVを超えました

2014年12月1日

統計メモ帳」のサイトが、今月はページビューが前月より43%増加して、月間で5万PVを超えることができました。アクセスが増加した要因は、検索での表示回数が38%増加したことが一番大きな要因だと思っています。

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このようなサイトでは、自分の人件費を考えると大赤字ですが、必要経費がほとんどどないので、個人事業だと赤字にならないというのが特徴です。オープンデータで収益を上げる方法を検討中ですが、資金なしで事業は始めることができるけど、規模を大きくすることはどう考えても非常に困難です。普通に人を雇ってというわけにいかないところが難しいのです。

統計メモ帳のサイトについては、来年の3月で10万PVを目標にしたいと思っています。そのためには、価値のあるページを増やしていく必要があります。結構難しいかもしれませんが、頑張っていきたいと思います。

統計メモ帳のサイトが月3万PVを超えました

2014年11月2日

統計メモ帳」のサイトが、今月はページビューが前月より81%増加して、やっと月間で3万PVを超えることができました。

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アクセスが増加した要因は、掲載順位が10以内に入るキーワードが増加して、検索での表示回数が84%増加したことです。

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このサイトは、政府統計APIを中心に使っている「オープンデータ」のサイトなのですが、「オープンデータ」で食べていけるかというのが課題です。ちょっとした収入にするためにはアクセス数を現在の10倍ぐらいに増やす必要があります。また、このサイトだけで食べていこうと思えば最低でも月100万PVぐらいは必要になります。かなり厳しい道だと思います。

ただし、パソコンがあれば始められて必要経費はほぼゼロなので、チャレンジする価値はあると思います。今まで個人が「e-Stat」のようなページを作ることは不可能でしたが、データが公開されているので、これからは、個人で作ることも不可能ではありません。

これまでの経験からいえば、「0から3万PV」にするのと、「3万PVから30万PV」にするのと、どちらが難しいかといえば、「0から3万PV」にすることです。Google の検索に認識してもらうのにはかなりの期間が必要です。今回もどういうわけかこの時期になって掲載順位が上がりました。Webサイトの場合は粘り強く改善していくことが重要だと思っています。

 

ジブリがアニメ制作から撤退?実際に描きたい人はタイに行けばいい。

2014年8月7日

ジブリがアニメ制作から撤退するというニュースが報道され大きな反響を呼んでいる。詳しい話はよくわからないが、現行の制作部門を解体して常駐スタッフを解雇し、フリーを使う体制に切り替えるようだ。

シネマトゥデイに掲載されている「ジブリは「作り方を変えます」解散報道を否定!宮崎駿監督も短編製作に意欲!」という記事が気になった。鈴木プロデューサーによると

もう始まっているんですよ。タイ、マレーシア、台湾、一部ベトナムでスタートしているんです。おそらくアジア全体で、例えば日本人が企画を考えて実際作るのはタイとかね。おそらくそうなってくる。実際に描きたい人はタイに行けばいい。製作費ではなく意欲の問題。日本でも意欲をもってやってきたけどそれがひと段落した。

アニメ業界も日本では制作ができなくなってしまっているようだ。アニメーターの待遇を調べてみると、日本アニメータ・演出協会がアニメーション制作者実態調査を行っていることがわかった。現在調査中なので、データとして公表されているのは、2008年度に実施した実態調査である。

それによると、月の作業時間が概算で273時間、それに対して年収は以下のようになっているそうだ。

  • 20代 110.4万円
  • 30代 213.9万円
  • 40代 401.2万円
  • 50代 413.7万円
  • 60代 491.5万円

30代になっても平均時給が653円だから、最低賃金以下の報酬しかもらえていない。確かにこれでは生活できないので意欲はなくなると思う。鈴木プロデューサーによると製作費の問題ではないというが、現実はスタッフの人件費がまかなえなくなったということではないかと思う。

アニメの世界は、表面は華やかで稼いでいるアニメーターもいるのは事実だろう。しかし、大多数のアニメーターが極めて低賃金で働いているのも事実であり、30代になって平均時給653円というのではなく、若い世代を育てていくという姿勢は重要だろう。それへのジブリの回答が「実際に描きたい人はタイに行けばいい。」というのは、あまりにも寂しいと思う。