Webアプリを創る 😊クリエイティブWeb

カテゴリー: クラウド・サーバー

ExpressWeb でASP.NET アプリのインストールに注意!

2010年7月22日

この件につては、2011年10月12日に修正が完了済だそうです。

Windows レンタルサーバー ExpressWeb は、 ディスク容量 30GB、マルチドメイン/サブドメイン無制限、メールアドレス無制限で、ASP.NET 4.0に対応し、信頼レベル (trust level)も Full Trust で、SQL Server のデータベースも3個提供されデータ領域が300MBあり、それでいて、年額3150円の超お得なレンタルサーバーです。

ExpressWeb で DotNetNuke、Umbraco、N2CMS 等の ASP.NET アプリケーションをインストールして、うまく動作しなかったという経験はありませんか。自分も悪戦苦闘してしまいました。悪戦苦闘の結果、ASP.NET のアプリケーションを動作させる場合に注意しないといけないポイントが2点あるということがわかりました。初心者には非常にわかりづらい問題点なので、長時間悩んだ末に放置している人もいるのではないかと思ってメモを公開します。この問題点がわかってからは、ASP.NET のアプリケーションも快調に動作するようになりました。ExpressWeb は、日本では非常に少ない Windows レンタルサーバーで、海外のホスティングと比較しても十分にお得なレンタルサーバなので、このメモを参考にして、有効に活用する人が増えてほしいと思っています。なお、この問題は、WordPress 等のPHP で作成されているアプリケーションには無関係です。

1.machineKey の設定が必要
・現象及び原因

突然「アプリケーションでサーバー エラーが発生しました。」というメッセージがでるランタイムエラーが発生します。customErrors の mode を “Off” にすると、「Web Farm またはクラスタによってホストされている場合、<machineKey> 構成が同一の validationKey および検証アルゴリズムを指定していることを確認してください。」というエラーメッセージが出るので原因がわかります。そして、http://webboar.com/ で自分の Domain を調べて理由は納得しました。同一 IP アドレスを約 35000 ドメインが使っていました。machine.config で対応できるのであれば、個々のアプリケーションでいちいち設定しなくてもいいようにしてほしいものです。(2010/1/5追加 サイト毎に machineKey を設定した方が、セキュリティ的に望ましいようなので、各サイトのルートディレクトリのweb.configで以下のように、<machineKey>タグを設定するようにします。)

・対応策

<machineKey>タグを以下のように web.config ファイルの <system.web> タグに記述してやれば解消します。なお、<machineKey>タグは、http://aspnetresources.com/tools/keycreator.aspx で作成することができます。

<system.web>

<machineKey validationKey="xxxx" decryptionKey="xxxx" validation="SHA1" decryption="AES" />
</system.web>

2.Web.config の Handler セクションが削除されることがある
・現象及び原因

統合モードの場合に影響があります。といっても、ASP.NET 2.0 の統合モードが現在のASP.NETのアプリケーションの主流だし、ExpressWebでもデフォルトの設定です。「アプリケーションギャラリー」からアプリケーションをインストールした場合と下の図のように「Web サイトプロパティ」や 「仮想ディレクトリプロパティ」で、「ホームフォルダー」、「エクステンション」、「カスタムエラー」等のタブ(すべて確認したわけではありませんがほとんどのタブです)で「更新」ボタンをクリックした場合に発生します。

image

上の操作をすると、Web.config ファイルで、system.weServer セクションの handlers セクション(下の図の赤枠で囲んだ部分)が削除されてしまいます。このため、アプリケーションによっては、404 エラーが発生したり、javascript が正常に動作しなくなったりします。アプリケーションギャラリーからインストールすれば、正常に動作するものだと思い込みがちですが、アプリケーションのそれも一部だけが正常に動作しないので、結構いやらしいエラーです。これは、DotNetPanel のバグかそれの設定ミスだと思うので早くなおしてほしいと思っています。(2010/1/5 最近テストをするとかなり改善されていました。追加 アプリケーションギャラリーを利用したインストールは正常に動作するようになっています。また、バグが発生するケースはかなり少なくなっていますが、ルートディレクトリの場合は削除されるケースがあります。Web.config ファイルは必ずバックアップしておくようにしましょう。)

image

・対応策

Web.config に <handlers>セクションを追加します。<handlers>セクションの内容はアプリケーションによってことなるので、自分でインストールした場合は、インストール完了後にweb.config をバックアップしておくようにします。また、アプリケーションギャラリーからインストールした場合は、Web Platform Installer を使って該当ファイルをダウンロードするか、ローカルでインストールして、Web.config ファイルを取得し <handlers> セクションの内容を確認して追加するのが確実です。

Intel D510MO + AOpen S110 自宅サーバー その後2

2010年7月19日

4月の中旬に自宅サーバを Intel D510MO マザー + AOpen S110 ケース + Windows 7 Pro に変更して約3ヶ月が経過しました。最近、気になったことを少しメモしておきます。

1.消費電力・発熱について

image これから、一年で最も暑い時期になりますが、最近 ATOM の温度を確認したところ、5月の時点と比べると10度ぐらい上昇していました。どのぐらいの温度まで大丈夫なのかが気になり、D510 のスペックを調べてみました。TJUNCTION が100度ということで、まだかなり差があるので安心しました。

ついでに消費電力について調べて見ました。データシートでのD510 の Max TDP は13Wです。サーバー全体としての消費電力を正確に測定するには、ワットチェッカーが必要なのですが、ワットチェッカーを持っていないので、ホームページで消費電力を測定した事例を調べることにしました。おおよそ 35~40Wのようです。消費電力を40W、電力料金を1kWhにつき23円とすると月額で約660円になります。まあ、妥当なところで、ATOM は自宅サーバー用には最適のCPUです。

2.自宅サーバー?共用サーバー?VPS?

どれを使うのがいいのかということですが、自宅サーバーも共用サーバーもVPSも最近はかなりコストが下がってきて自由に使えるようになりました。そういう時代だからこそ、自分の趣味にあったものを選択すればいいのではないかと思っています。ソフトやハードを自由にいじりたいのであれば自宅サーバーを選択すれいいし、ホームページを持ちたいだけというのであれば、とりあえずGoogle Site でホームページを作ってみればいいし、ウェブサイトが成長して信頼性が重要になったときには、VPS を検討すればいいと思っています。以下にそれぞれのメリットを書いておきます。

自宅サーバー 設定を自由にすることができ、デバッグがやりやすい。
容量や負荷に対する制限が少ない。
共用サーバー ハードウェアを管理する必要がない。
比較的低価格である。
WordPress 等のブログやCMS等のアプリケーションを自由にインストールし設定をすることができる。
Google App Engine 無料(制限あり)で利用できる。
Python、Java でプログラムが可能。
cron を利用したり、制限の範囲内であればバッチ処理も可能。
Google Site、Blogger
Office Live Small Business
無料(制限あり)で利用できる。
サイト構築ソフトが提供されるので、すぐにウェブサイトの構築を始めることができる。
VPS ハードウェアを管理する必要がない。
安定性が高い。

Windows レンタルサーバー ExpressWeb を使っています

2010年7月9日

このウェブサイトのサーバーには、ActiveWebを使っていますが、Win2008-1Gなのでデータベースの容量が100MBしかなく、余裕がなくなってきたので、どうしようかと思って調べていると、Windows のホスティングで ExpressWeb が年額なんと3150円で、ストレージの容量が 30GB、SQL Server DB が 3 個でデータ領域の容量が300MB、MySQL も 3 個と十分なスペックを持っていて、なおかつ ASP.NET 4.0 にも対応しているのに気がついて、ExpressWebと契約をしました。Windows のホスティングの料金も安くなったものです。

ExpressWeb はオンラインで申し込みをすると20分ほどでサーバーの設定の完了の通知が来ました。ASP.NET 4.0 に対応しているということなので、早速Umbraco を仮想ディレクトリにインストールしてみました。途中でエラーも発生しましたが最終的にはRunway もインストールすることができました。こちらがExpressWebのレポートで、こちらがRunwayをインストールしたサイトです。

ところで、ActiveWeb と ExpressWeb は同じ会社が運営しています。ActiveWebが今後どいういう位置づけになるのかも気になるところです。

Microsoft が自宅サーバの構築ガイドの公開を始めています

2010年5月27日

少し驚いたのですが Microsoft みずからInternet Information Services (IIS) TechCenter において自宅サーバーの構築ガイドの公開を始めています。もちろん自宅サーバー構築ガイドという名称ではなく、「インターネット Web サーバー構築ガイドライン」なのですが、内容からいえば、自宅サーバー構築のガイドラインになっています。

マイクロソフトのドキュメントは詳細すぎるうえに難解で苦労していましたが、このガイドラインはよくできているので、自宅サーバー構築のためのいい参考書になると思います。Windows 7 も、ガイドラインの想定環境に入っているので、同時アクセス数の制限はある(現実には使用制限が問題になるようなアクセスのあるサイトに個人で成長させるのはかなり大変で、多くの場合は使用制限にかかるほどのアクセスはないと思います。詳しくはこちら)ものの、Web サーバーとして堂々と使用できると思います。日本では、個人で Windows サーバーを使って Web サイトを構築している人は、かなりマイナーな存在なので、これで、Windows サーバーを使う人が増えてくれればと思っています。

Intel D510MO + AOpen S110 自宅サーバーその後

2010年5月15日

4月の中旬に自宅サーバを Intel D510MO マザー + AOpen S110 ケースに変更して約1ヶ月が経過しましたが順調に動作しているので使用感をレポートします。

1.性能について

Atom N270 の時と比較すると明らかにレスポンスはよくなりました。Google ウェブマスターツールのサイトのパフォーマンスでは、ページの平均ロード時間は約 2秒で、約 65% のサイトよりも早いという結果になっています。このウェブページは、ActiveWeb のホスティングサービスを利用していますが、このページよりもロードは早いので、ほぼ性能的には満足しています。
少し別の話題になるのですが、自宅サーバーへのアクセスが一日に 100 ビジットをやっとこえるようになりました。ホスティングサービスを使っていた時代から通算すると2年かかったことになります。Google の検索でもやっと 1ページ目に表示されるようになり、Yahoo にも登録されたのが大きい要因です。放置していた時期もあったのですが、最近は小まめにサイトを更新していました。Google の SEO 対策にも小まめな更新が有効なようです。

2.電源・発熱について

D510MO の電源用の24ピンコネクターに S110 の電源の20 ピンコネクタを差して使用しているのでトラブルが発生しないかと少し心配していたのですが、今のところ問題は発生していません。ファンは、ainex CF-60SS(10mm厚)を CPU のヒートシンクとケースの間が丁度 10mm なのでその間に差し込んで、CPU側に送風しています。ファンの電源は、マザーボードのファン用端子からとっていますが、電圧が低いようで1400RPM 程度の回転数になっています。ドライブ用の電源からとると回転数があがるのですが、現状でも Atom の温度が 40度程度なので、そのままにしています。Atom の場合は、ファンレスのままだとかなり発熱するのですが、少し風を当ててやればすぐに冷えます。消費電力が小さい Atom は、自宅サーバー用には最適です。

image