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カテゴリー: サイト制作

Umbraco 4.5.1 にバージョンアップしました

2010年8月6日

Umbraco 4.5.1 が公開されたので、このサイトも 4.0.4.2 から 4.5.1 にバージョンアップの作業をしました。アップグレードの作業は xslt を 4.5.x 用のものに書き換えたので少し時間がかかりましたが、レスポンスがよくなったので満足しています。

個人用のメモなのですが、アップグレードの手順及び注意点を、Umbraco 4.0.x から 4.5.x へのアップグレードにメモしておきました。アップグレード作業で、このサイトの内容を見直していると、不十分な点がかなりあることに気づきました。とりあえず、SQL Server Express を独立したメニューにして構成をわかりやすくしてみました。個々の内容については、これから少しづつ改善していこうと思っています。

Umbraco 4.5.1 が公開されています

2010年7月26日

ASP.NET のオープンソースのCMSである Umbraco の バージョン 4.5.1 が公開され、CodePlex のページからダウンロードできるようになっています。先月に公開された 4.5 のバグフィックス版で、仮想ディレクトリ関係のバグも解消されたようです。そういうことで、このホームページの本体も、4.0.4 から 4.5.1 にバージョンアップする作業をしようと思っています。

このついでに、Umbraco のことを少し宣伝しておきます。以前に、MIcrosoft の ASP.NET のウェブサイトUmbraco で作成されることを紹介しましたが、ASP.NET のウェブサイトのフッターに下の図のように Powered by Umbraco の表示がされ Umbraco で作成されているというのがはっきりわかるようになりました。
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また、Visual Studio のオンラインテンプレートには、Umbraco UserControl と Umbraco Custom DataType のテンプレートが登録されているので、ASP.NET で、Umbraco を拡張する時には便利です。

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最後に、Umbraco の次期メジャーバージョンである Umbraco 5 は、ASP.NET MVC のアプリケーションとして開発される予定だそうです。Umbraco の使いやすさに加えて、Microsoft のチームが ASP.NET MVC で開発中の Orchard CMS の成果を組み込んで、パワーアップしていってほしいと思っています。過去の例としては、DotNetNuke が、ASP.NET のサンプルアプリケーションである IBuySpy Workshop をもとにして開発され、現在では、ASP.NET の CMS としては最も有名なものになりました 。Umbraco は、ウェブサイトの作成者を引きつける力があるソフトだと思うので今後に大きな期待を持っています。

mojoPortal が 2.3.4.8 にバージョンアップ

2010年7月20日

mojoPortal が 2.3.4.8 にバージョンアップしています。バージョンアップの概要については以下のようなものです。

データベース関係の整備

SqlAzure が MS SQL に統合され、その関係で、MS SQL 2000 のサポートが終了しています。先日のWebMatrix Beta で遊んでみましたで紹介した SQL Server Compact 4.0 (SQL CE 4.0) が新たにサポートされています。手軽に moJoportal を使いたいという人は SQL CE 版を使ってみてください。

カレンダーツールの更新

カレンダーツール(Date Picker)が jQuery の新しいものに変更されています。

Umbraco 4.5 が公開されています

2010年6月25日

Umbraco 4.1 として開発されていたバージョンが、Umbraco 4.5 としてリリース版として公開され、CodePlex のページからダウンロードできるようになっています。ただし、詳細については後からということで、ASP.NET 4.0 用のバイナリーファイルのみが公開されています。

実際にインストールしてみると、今回のバージョンでは、リリース版だということなので問題なく動作し、Runway についてもインストールすることができました。動作についても、軽快になっています。

Umbraco 4.5 での主要な改善点は、以下のとおりだそうです。ホスティングサーバーを利用する立場からは、Medium Trust + 仮想ディレクトリのサポートが大きい改善点になります。

  • パフォーマンスの向上(約40%)
  • Datalayer の100を超える Unit Test
  • DB スキーマの更新
  • データタイプに Improved Media Picker、Image Cropper、Macro Container を新規追加
  • 新規 XML スキーマ
  • ヘルプボタン
  • プレビュー
  • Tree の改善
  • スペルチェッカー
  • Linq2Umbraco
  • DLR (Ruby python jScript)のサポート
  • Medium Trust + 仮想ディレクトリのサポート

※追加(2010/6/27)
エクスプローラで解凍すると一部のファイルがブロックされて管理画面でツリーが空白なるという問題は4.5 でも残っているようです。エクスプローラ以外の解凍ツールを使用するか、エクスプローラの場合でもプロパティで「ブロックの解除」ボタンをクリックしてから「展開」するといいようです。

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Umbraco 4.1 RC が動作しました

2010年6月21日

前回のブログUmbraco 4.1 RC が動作しないということを書きましたが、Umbraco のフォーラムのトピック 「all trees empty」 に、その解決法が投稿されたので、やっと動作させることができました。

動作しなかった原因は、Windows の機能を使ってダウンロードしたファイルを解凍すると、解凍の処理が管理者権限でない権限で動作するため、ファイルの一部が解凍されないままになるためということです。そのため、別の解凍ソフトを使用するといいということでした。

現在もバグフィックスがさかんに行われているので、最新のナイトリービルド(.NET 4.0 用のビルド)をhttp://nightly.umbraco.org/umbraco%204.1/4.1 からダウンロードして、7-Zip で解凍すると、動作させることができました。仮想ディレクトリにインストールした場合も動作させることができたので、これから本格的に Umbraco を試してみようと思っています。なお、Runway を新規インストールしようとするとエラーになるというのは、まだ解消していません。